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2層コーティング測定

1回の測定で塗装と亜鉛それぞれの膜厚を測定

亜鉛と塗装の2層コーティングは、腐食保護や自動車関連において大変多く使用されています。亜鉛と塗装は互いに保護し、数十年にもわたり腐食から保護することができます。2層コーティングの測定には、電磁式と渦電流位相変位感応式を1つのプローブで併用します。しかし、亜鉛コーティングが約150μmを超えると、渦電流位相変位感応式の浸透深度では膜厚を信頼性高く測定することができません。そのため、こうした場合には、電磁式と渦電流式を組み合わせて使用します。また、亜鉛と鋼の間に明確に現れる金属間化合物層に対しても、渦電流式が好まれます。

2層コーティングの測定原理。

薄い亜鉛層での測定

薄い亜鉛層の2層コーティング膜厚測定は、電磁式と渦電流位相式の両方の測定方式を使って測定します。

電磁式では、鉄や鋼上の非磁性皮膜を測定します。よって、この測定では、塗装と亜鉛層のトータルの厚みを測定します。 

渦電流位相は、あらゆる素地上の金属層の測定に適しています。2層コーティング測定においては、塗装下にある亜鉛層だけを測定します。

これら2つの測定方式を並行して使い、1回の測定でそれぞれ塗装と亜鉛層の膜厚を測定し、それぞれの厚みが画面に表示されます。

厚い亜鉛層明確に現れた金属間化合物層の測定

亜鉛層150 µm以上の厚みの場合、渦電流位相式ではその厚みに対して十分に深く侵入できません。したがって、そのような場合には、電磁式渦電流式を組み合わせて測定します。

電磁式を使って膜厚全体の層(塗装と亜鉛層の両方)を測定します。 

渦電流式は、通常は非磁性金属上の絶縁皮膜の測定に用いられ、鉄または鋼上の測定には適していません。しかし、この2層コーティングでは、亜鉛層が基板材と解釈できるほど厚み(70 µm以上)がある場合には、その上の塗装の厚みを直接測定することができます。

亜鉛の厚みは、全体の厚みから塗装の厚みを引いて計算することによって求めることができます。


ここで適用される基準は何ですか?

DIN EN ISO 2178、DIN EN ISO 2360およびDIN EN ISO 21968に準拠した2層コーティングの測定